化粧スレート屋根とは?その特徴について

スレート屋根

 

ガルバリウム鋼板と並び、多くの戸建てで使用されているのがスレート屋根です。

新築はもちろん、リフォーム時に選ばれることも多い屋根材で、様々な特徴を持っています。

もし屋根のリフォームを検討中の方は、スレート屋根を選んでみてはいかがでしょうか。

 

スレート屋根とは?

 

スレート屋根は、主に粘板岩などの素材を用いている屋根材です。

大きく分けて天然スレートと化粧スレートの2種類がありますが、特にポピュラーなのは化粧スレートになります。

粘板岩を使用しているのは天然スレートで、化粧スレートはセメントを主原料にしています。

コロニアルやカラーベストと呼ぶ場合もありますが、これらは基本的に商品名です。

スレート屋根の特徴は、カラーバリエーションの多さにあります。

明るめから暗めまで揃っていますので、様々な外観やマイホームのデザインに合わせることができます。

住まいのデザイン性を高めたい時や、おしゃれな屋根材をお探しの方におすすめです。

屋根材としてはポピュラーで、多数の住宅で使用されています。

 

スレート屋根のメリット

 

スレート屋根のメリットとして挙げられるのが費用です。

数ある屋根材の中では安価な部類に入るため、リフォーム費用を抑えることができます。

一概には言えないものの、1平方メートルあたり5,000円前後で済むこともあります。

スレート屋根は屋根材以外に使用する建材がないため、その分施工費用も安くなります。

屋根材の中では軽量な点もメリットでしょう。

スレート屋根は厚さが数ミリの屋根材で、瓦やガルバリウム鋼板に比べてとても軽量です。

屋根全体の重さを軽くできるため、住まいの耐震性を高めることにも繋がります。

日本でもっとも普及している屋根材なので、施工のノウハウが蓄積されていることもメリットと言えます。

 

スレート屋根のデメリット

 

スレート屋根のデメリットとなるのがメンテナンスです。

基本的に塗装が必要な屋根材で、数年から10年に1回は点検を受け、適切に塗装することが求められます。

スレート屋根には防水性がないため、塗装を行って防水性を高めることも重要です。

メンテナンスや塗装を怠ると、屋根から雨漏りしてしまう恐れがあります。

薄いセメント板のため、割れやすいことにも気をつけましょう。

もしヒビが入った時は、捕集や修理が必要になります。

 

まとめ

スレート屋根は広く普及している屋根材で、日本の住まいでは定番となっています。

屋根塗装など定期的なメンテナンスは求められますが、施工費用が安く、とても軽いのが魅力です。

費用を抑えたい方は、スレート屋根を検討してみると良いでしょう。