屋根にとって天敵であるのが、「台風」ですね。
6月頃の梅雨のシーズンもそうですが、9、10月の台風シーズンは
とくに危険が大きいです。
普通の、雨でも長期間さらされると、屋根材を少しづつ傷めていきます。
とくに、台風では強い雨にプラスして強い風もふきます。
その為、普段の雨とはまた違った角度から雨が変な隙間に入り込み
雨漏りを起こすケースがあります。
実際には、 台風の時だけ、水が入り込んで雨漏りして普通の雨の時には
何ともならないというケースも多いです。
そんな台風シーズンになるとよく起きる屋根の不具合とは一体どんなものが
あるかご説明します。
台風シーズンで起きる不具合
<雨漏り>
まず、一番多いのが、前述したとおりに、
台風時の雨漏りです。こればかりは未然に防ぐ事が難しいです。
予防対策としては、とにかく定期的な屋根に不具合がないか点検してもらう
他はありません。
毎年とかではなく、3~5年に1回ほどでかまわなと思います。
定期的な点検は予防に繋がります。
<棟板金が外れて飛ぶケース>
次に多いのが棟板金が台風時に飛んでしまう事です。
棟板金とはコロニアル屋根に取りついている、
ちょうど屋根と屋根の重なり合う部分の真ん中に
取りついている板金材の事です。
この板金材は、年数が経過するにつれて、打ち込んでいる釘が緩んで
外れたりしてしまい、棟が飛んでしまいます。
飛んでしまった場合に、隣ご近所様のお家への損害が起きる可能性や
そこから雨漏りしてしまう事もあります。
ですが、棟板金が飛んでしまった倍は風災保険という火災保険の一種が適用
されますので、修繕費用は保険金で工事を行う事もできる場合があります。
もちろん、保険屋さんの判断で適用外とされれば、保険が出ないこともあります。
<瓦の破損・漆喰の剥がれ>
次に多いのが、瓦屋根の場合ですが、既存瓦の番線(瓦を止める線)が緩んで、
棟瓦が崩れてしまったり、瓦材が飛んでしまったりすることもあります。
地震の時にもそうですが、台風でも崩れはケースはあります。
また、瓦の棟部分にある詰め物の漆喰材も台風などで、剥がれてしまう事もあります。
どのケーズも最悪雨漏りのケースに繋がってしまうの注意が必要です。
まとめ
このように、台風時にはいろいろとお家の屋根にとって危険が伴ってきます。
台風が過ぎ去ってから、不具合ないか確認することも大事ですが、
台風が起きる前にも未然に定期的な点検が屋根を守るうえで大事なことだと言えます。